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死路振り返り

どうもおはようございました、管理人のLambLuemaという者です。相変わらずご無沙汰です。ご無沙汰し過ぎてぼかえりに参加し損ねました。悔しい。

さて本来そのぼかえりに出す予定だった昨日の曲、死路の振り返りをします。

歌詞

陽の光がよく当たる
死に近い場所 終わりに近い場所


触れたいとは思わない 優しくされたいだけ
狂う世界に滲むプリズム
青い空がよく映える
死に近い場所 終わりに近い場所

哀れんでくれるのなら
致死量のお菓子をください
幸せになるには 何もかも邪魔で

もうこのまま眠れたら 悲しみも花もいらない
体温を手放し 何処までも飛んで行きたい


汚されたくはない 甘やかされたいだけ
狂う世界を望むプリズン
心地良い風が吹き抜ける
死に近い場所 終わりに近い場所


書き留める 青緑色の 文字の跡
私の名前 此処に居る理由


生きたくない思いは螺旋となり届く前に消える
もう二度と泣かなくて良いと
此処へ歩いてきたのに


このまま眠れても また次の朝がやってくる
夢に見た終わりは 今はまだ振り向いてくれない

人間らしい神様は 最後には
生きる痛みを肯定するのだろう どうせ
嗚呼 息をするしかない

それほど大作というほどでもなく

死路、シロと読みます。裏ではデスロードとかミーティアもどきとか呼ばれてます。最初期は「白」というタイトルだったのですが、おそらくエゴサがしづらいのと去年融解の果ての白(歌詞キモいから聴かないでね)という曲名を使っていた為、字面をいじって死路になりました。英題がWhiteなのはその名残です。

造語のつもりだったのですが、調べてみたら普通に中国にある言葉みたいですね。行き止まりの道とか破滅の道とかって意味らしいです。まぁ間違ってはないかしら。

 

この曲の構想を思いついたのは、多分6月辺りだったと記憶しています。確かネットニュースかなんかで、海外の安楽死についての記事を見たのがきっかけでした。そこに書かれていた情景から「死に近い場所 終わりに近い場所」というフレーズが浮かび、そのあとはなんか気づいたら一曲出来てました。あまり真面目に作ろうとして作ってないです。通学中や風呂の時、あと深夜に寝れん時なんかにぼんやり浮かんだものをメモして集めたらこうなってました。それだけ印象深い記事だったんですかね。後半あんまり関係無くなってるけど……

で音源が完成したのが7月頭とかで前作より前に出来てたのですが、諸事情あって(後述)出し渋って結局昨日公開となりました。

魂に刻まれた編曲が出てしまった

さてこの曲のサウンドについて語るにあたって外せない曲があります。T.M.RevolutionのMeteorという曲です。聴き比べていただければわかると思うのですが、編曲があまりに似ちゃってるんですね(筆者如きと浅倉大介大先生を並べるのも烏滸がましい話ですが……)特に最後の方と、なんならメロディも最初被ってます。

参考にしたのは確かです。けど一回出来たものを聴いて、「……これは……マズイな……」となる程に似せる気はありませんでした。

これ出したら燃えるんじゃないか、と家族に確認してもらったところ黒判定。その後ほんの少し遠ざけたもののやはりミーティア。これ以上変えることもできず1、2ヶ月悩んだ末、出した結論は「俺の知名度でそうそう大事にはならなかろう」。という訳で出しました。

まぁここまで似ちまったということは、それだけ筆者のDTM技術が向上していると前向きに考えることにいたします。過去に意図的に編曲パクった仮面楽園は参考元にあんまり似なかった訳だし(最もTMRは胎児の頃から聴いているので元々の解像度が違う気もするが……)。

ちなみにミーティア以外にももう一曲パクったものがあるのですが、なんとなく伏せておきます。

 

歌はUTAUのカゼヒキ君とゲキヤクちゃん。我が家では初めての起用です。ようこそラム家へ。

この曲最初ボーカル誰にするか全く決めずに作ってまして、作詞を終えた辺りから悩み始めました。なんとなくデュエットやろなぁと思って今まで起用したコンビで考えてみたのですが、歌詞の方向性が夢とやや被ってるのでユキぼかせは無し、鏡音だと明る過ぎ、テト知声だと大人過ぎ。新しく有料の子をお迎えする余裕はない。では今いる子たちを適当に組み合わせてみようか?と思いつつ画像フォルダを眺めていたところ、去年の無色透名祭で描いたFAのカゼヒキ君と目が合いまして。あれっカゼヒキ君て確かUTAUの子よね? でもってなんかも一人女の子いなかったっけ、とggってみるとくるくる数字氏のHPがヒット。そこでゲキヤクちゃんの存在を再認識。そしてつべで軽く二人の曲を聴いて「これだ!!!」と思い、音源落として歌ってもらいました。

動画は二人とも無印ですが、実際使った音源はカゼヒキ君は麻酔と水薬、ゲキヤクちゃんは鎮痛剤と不安薬です。筆者は普段調声にそこまで時間をかけないのですが、今回ちょっと気合い入れました。特にゲキヤクちゃんがちょっと癖があって、流し込んだだけでは上手くいかなかったので手を入れました。その分上手く歌ってくれた時は嬉しかったですね。落ちサビのソロがお気に入りです。

ちなみにVOCALOID6対応のカゼヒキV・ゲキヤクVが発売されたのが、音源完成したはいいもののパクリ疑惑で炎上しないかとうだうだやってた頃の話。金もないし今年導入したOpenUTAUにようやっと慣れてきたので、当分購入する予定はないです。調声難しいけどUTAUだけでも満足に歌ってくれるしね。

ローコストのつもりだった

動画はそれほどカロリー高くない一枚絵オンパレードです。+αのアニメは表情が動くだけだったので、いっそ厚塗りしたのをパーツ分けて動かした方が映えたかもしれません。

今回絵を描くにあたって特に意識したことは、とにかく本家に忠実に描く、ということです。筆者は自分の記憶力を過信するタイプなので、一回本家見ながら描いたらそのあと手癖で描いてしまうんですよね、である時原作みたら「えっ別人なっとる……」と愕然とするわけです。今まで起用してきた鏡音二人ユキちゃんぼかせ知声ちゃんみんな間違えて覚えたまま描いて後悔してきました。ので、今回は終始公式資料をガン見しながら描きました。その割に所々カゼヒキ君のケープ?のラインを忘れているのだが……その他にもしょっちゅうゲキヤクちゃんの前髪が短くなってしまったりで大変でした。けど今まで原作に似せるという行為から逃げてきたツケですね。本来二次創作ってそんくらい大変なモンです。俺にとっては。


次回予告

ハロウィンが!!!!!マズイ!!!!!


ので終わります!!!閲覧ありがとうございました!!!!!!!