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レイニーブラー振り返り

どうもおはようございました、管理人のLambLuemaという者です。3ヶ月ぶりです。
先日投稿した「レイニーブラー」の反省会をしていきます。

歌詞

紋様の上 ふと滑る
泥濘に沈むグラビティ
微かな緑は 草の色か 吐いた淀みなのか

艶く光と鬩ぐ多角形
繁吹く泥が奪った熱の行方 帰り道

空に立ち込めるペトリコール
雲に呑まれ鈍る刃
薄く白く窓に浮かぶ 誰か戯れた跡


凹凸に躓き蹌踉け
濁る程冴えるソノリティ
ノイズ、生の日々
遠くの星 見えない地の鏡

白の疾風に 黄色い童 淋漓と額叩く雫
今何処に居る? 隠れた影と
無数に流る銀の条

照らせ 天空の綻びよ
何時迄も立ち尽くしている
泣いているのは私じゃない 世界が千切れる音


暮れる 濡れる 沁みる 足元に
失せる 増える 還る一と全
揺れる ぶれる ぼける視界の中 一人


重なるレンズと茹る様な寒さ
とうに日は落ちて 水無月の実が熟れる

空に立ち込めるペトリコール
冷たく降りる朧月
打ち捨てられたアルミの円 笑う事も出来ない

裂ける 天空の綻びよ
驕り嗤う歴史の業
無慈悲な体温が歌う
夜が明けても 今は何処にも行けない

難しい漢字いっぱい

レイニーブラー、通称「雨」とか。
ただ漠然と歌愛ユキちゃんソロの曲が作りたいと思って制作しました。当初はボーカル以外は梅雨がテーマって事くらいしか決めてなくて、オケが出来てもしばらく歌詞が一切出てきませんでした。
その理由の一つに作詞するにあたって設けた制限がありまして、「雨」「水」という単語を使わずに梅雨を表現しようというものでした。筆者は作詞がド下手くそでして、大体結局直球になってしまって「なんか違う……けどこれ以上どうしようもねーしこのまま出すか」みたいな感じで世に出た曲が山ほどございます(それでもは大分マシになってはいるが)。それを減らす為に今回比喩を鍛えようという試みです。そうしてTwitterのおすすめにやたら流れてくる珍しい単語bot等をフル活用して作詞した結果、なんかやたら難しい漢字ばかりになってしまいました。多分何も知らないで歌詞見せられたら筆者は読めないと思います。あと常用外の漢字もちょくちょく混じっていて、動画で歌詞打ち込む際にパソコンの変換一覧に入ってなかったりしました。概要欄と動画本編の表記が一部違うのはその為です。

相変わらず平成

曲について。
BPM75で多分筆者の曲の中で2番目くらいにゆっくりな曲です(1番はこれ)。想定ではもう少し早かった気がするですがいつのまにかここまでゆっくりになってました。
ビートはfuture bass寄りでストリングスとギターギチギチな感じです。割とノリと勢いで打ち込みました。あとストリングスの各種ソロ音源を新調しまして、これとかこれとかよりも若干音がよくなった気がします。
久々に5分越えの曲です。BPM遅い曲の宿命です。イントロアウトロからして長いし。なんとか聴いてくれ。
歌は歌愛ユキちゃん。前述の通りユキちゃんソロの曲最近出してないなと思い(ここんとこぼかせ君とのデュエットばかり)この曲の制作が決定しました。ちなみに未公開のユキちゃんソロの曲は実はあと2個あったりします。動画が出来ません。曲から動画まで全部セルフでやってる奴の辛いとこね、これ。
あと今回後ろにコーラス入っているのですが、ほぼ造語です。梶浦語ならぬラム語再びです。これもノリで歌ってもらいました。ラム語じゃない造語も混じってますが……まぁバレへんやろ。多分。

割とローコスト

動画について。
と言っても特筆するような事はあんまりやってません。厚塗りで描いた素体を瞬きさせてオーバーレイで光チカチカさせたのをスクロールしただけです。当初の予定では曲終わった辺りで動いてもらう予定だったのですが、6月中に間に合わないと思い断念しました。

次回予告

ボカコレに初参戦する予定ですが、その前になんか出るかもしれません。何が出るかは知らん。以上。
……世に出したいものは大量にあるのですが、いかんせん脳からの出力が追いついていないもので。学業と就活とペルソナ5と転スラに追われていまして……出来たヤツから出します。

こんなところで終わります。閲覧ありがとうございました。
このページの内容は以上です