どうもおはようございました、管理人のLambLuemaという者です。今週は地元の小中学生みたいな時期の夏休みが終了しひと足先に新学期でした。気が重いです。
さてそんな思いが形になったようなこないだの曲「八月のネクロフィリア」の振り返りをとっとと終えてやり残した課題をやるとします(締切はまだ先なのでご心配なく)。
歌詞
黒ずんだカーテンの裾に染み込む命の水
服に積もる埃も 今は気にならない
向日葵は項垂れて 土に還る日を夢見る
白く濁る頭
真っ直ぐな陽が差した 午後三時
ただ重い葉月の温もり
まだここで見てるの? 霞んだ視界
貴方に似合う? 私は見合う?
消える腐敗の家 夏の終わりの夢
淀んだ心の芽 救われる為の贄
私の声を聴いて
崩れる肉の手で撫でられる そんな夢
割れた窓から響く ただ煩わしい蝉の声
流れる死の空気が 境へ誘い込む
迷い込む少年は 呆然と立ち尽くす
「邪魔するな」 睨んだ
気管に掛かる息が苦しくて
死して尚生きられぬ曇り
ふと湧いた 数多の蝿や蛆が
血眼で探す 二十一瓦
咽せる腐敗の家 貴方の匂いで満ちて
私の身体まで 溶かす貴方の魔の手
下らぬ焦燥なんて 全部忘れさせて
届かない空の上
無慈悲に終わる 束の間の休息
貴方は私を待っていてはくれないから
明日も 生は続く
私の命
未だ癒えぬ貴方の冷たい熱
その記憶すら 喰らい尽くすの
眠る腐敗の家 魂は彼方へ
変わり行く体と 変わらない思い出
貴方がくれた心で生きる そう契った
生成色のこの部屋で
消える腐敗の家 夏の終わりの夢
破れ行く貴方へ 送るアイビーの花束
そして目が覚めて
在り得ぬ亡骸と
巡る秋の訪れ
夢日記つけてた甲斐があった
通称「八月」。関連ファイルの名前には8ってつけてました。そんな三月のパン⚫︎シアみたいに言われても……という気持ちはわかります。筆者も思いついた時同じこと思いました。ちなみにネクロフィリアとは何かと言いますと、ネクロマンサーって言うだろ? ペドフィリアって言うだろ? そういうことです。
まずこれの元となったのは筆者が見た「腐敗の家」という夢です。と言ってもストーリーは大分違ってます。
なんか集団で生活してて、1ヶ月ごとに新しい家に引っ越して、多分秘密を知られたとか病気になったとかの要因で何人か殺されて元の家に放置されるみたいな感じでした。生きてる我らはその真実に気づくことなく呑気に過ごしていましたが、10月のある日俺(俺自身)が気づいて、過去の家を探検し腐った死体や家を目の当たりにして。何人か版権キャラもいて、その人らもとうに死んで4月くらいの家で腐ってました(夢の中の筆者は「これ有名なキャラなのに序盤で死ぬんだー」とかよくわからんことを思ったものです)。で、8月の家で生きている少年を保護するみたいな感じでした。
こんな夢を見たのが去年の10月20日の話。夏の終わりの夢と歌っていますが実際は秋ど真ん中の夢でした(何故日付まで覚えているかというとたまたまスマホのメモアプリで夢日記つけてたから)。まぁ特に使うアテもなく、たまたま印象的だったから夢日記つけたのですが、これが日の目を浴びることになったきっかけがございまして、それが学校の授業でした。筆者は現在イラスト系の専門学校に通っておりまして、故に学校ではひたすら絵描いてるのですが、その課題の一つに「実際に見た夢を作品にする」というのがあったんです。今回の夢以外にもいくつか夢日記はあったので、課題にはもっと健全というか血生臭くないものを採用したのですが、これもこれで惜しいな……と思いこの腐敗の家を元に一曲作る事にしました。
元の夢には性愛要素なんざ一切ございませんでした。が、作詞進めたらいつの間にかこうなりました。多分作詞のほとんどを夏休み前の授業中の現実逃避でやったせいです。特に火曜日の午後の授業が鬼の様につまらなくて、緩い眠気のなか色々妄想を広げていたらこんな事に。これはラブソング……と言っていいのか? 筆者のジンクス「ラブソング書くとロクな事にならない」が意図せず発生してしまった気がします。そもそもラブソングのつもりで書いてなかったし。ただの夢日記だし。
動画の音質がおかしい気がする
音について。
今回メインで入ってるのが今までも何度か使ってるspitfireパイセンのLABSのsoft pianoなのですが、コイツに2個程OTTを全開でかけてます。ただの操作ミスだったのですが、なんか独特なアタックが生まれて面白かったのでそのまま採用しました。副作用としてガッツリノイズが入ってしまいましたが、これもなんとなくめっちゃ暑い夏っぽくね?と思い処理とか一切しませんでした。
いつものシンセベルは似合わなかろうと思い、同じくLABSのハンドベルと別口の鉄琴音源を採用。後はいつものpadとかオルガンとか。ネネちゃんの二曲を混ぜたみたいな感じですかね。リズム隊に関してはハイハット入れずにタンバリンを16分で鳴らしてます。
歌は歌愛ユキちゃんとボカロふかせ。このコンビは仮面以来8ヶ月ぶりですね。この二人声の相性かなりいいと思ってます。
……さて問題はつべ・ニコニコに上げた動画の音源。なんか、書き出した動画よりも音質劣化してる気がするんですよね。上手く言えんが、何というか先述のノイズに不快感が混じってるというか。いやノイズはノイズなんですけど。ピアプロに投稿したオフボの方は問題ないんです。じゃやっぱ投稿する際の再圧縮かなんかで劣化した感じなんですかね。知らんけど。まぁめんどくさいのでこれでいい事にします。
実はほぼラフだったりする
さて動画について。
アニメーションではなく複数枚の一枚絵ですね。全クリスタ製です。クリスタは一枚絵もアニメーションも両方できるから助かります。見ての通り厚塗り。実はここからもうちょい描き込む予定だったのですが、枚数多くて断念しました。でもこれはこれでいい感じな気がする。2番Cメロの泣いてるユキちゃんとその後のユキちゃんがお気に入りです。
絵の内容については前述の夢を思い出しながら描きました。腐った死体役はボカロふかせ。死体役なので顔色悪いです。ふかせはロボなので腐敗させる代わりに左半身ぶっ壊そうかとも考えましたが、壊した後直せないので(作画コストがあまりに高過ぎるので)右目外したり(ユキちゃんが両手で持ってるヤツ)歌詞にあるアイビーを大量に絡ませたりしました。……実はこれ今年最初の曲でもやってるんですよね。アイデアの引き出しがなさ過ぎる。
ユキちゃん・ふかせ共にまたオリジナル衣装です。と言っても大したものではないのだが。鼻のバッテン剥がしたらふかせが誰だかわかんなくなっちまうのが製作中の悩みでした死ぬほど似ない。本編はまだマシですが設定画とか酷いですね。ユキちゃんも似てるかと言われるとあんまり似てないけどユキちゃんは二つ結びにしとけば何とかなるみたいな。
……ところで我が家のユキちゃんとふかせは笑わないなぁ……ふかせはまだ曲自体が少ないからともかくユキちゃん大体無表情。二人ともパッケージではいい笑顔なのに。なんでやろ。
次回予告
さて次回作についてなのですが、今のところ明確にこれと断言はできません。色々案はあるのですが、どの順番で出すかは多分制作進行具合と気分次第です。一応ラインナップとしては、
去年の無色に出したヤツ(withゲーム)
掃除の歌
めっちゃ速いヤツ
同担拒否の歌
思想強いヤツシリーズ亜種
創作キャラのイメソン
筆者のイメソン
ってところですかね。9月中に何かしらは出せる様頑張りたいです。あと今年の無色用の曲も製作中です。
こんなところで終わります。閲覧ありがとうございました。
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